キッチンにおすすめなペンキ選びはどうしたらいい?

公開日 2023年10月22日 最終更新日 2023年10月22日

キッチンに塗るペンキの選び方について考えましょう。まず、選ぶ際の基本ポイントとして、耐久性、耐水性、カラーオプション、環境への配慮、価格のバランスを考慮することが重要です。

「キッチンリノベーションの準備、何から始めればいいの?」
「DIYでキッチンの塗り替え、どのペンキが最適?」
―そんな疑問にお答えします。

キッチンは家族の中心で、その魅力を引き立てるDIYプロジェクトとして注目されています。DIY塗装で、新しいキッチンを手に入れるチャンスです。
あなたのキッチンリノベーションを成功させるためのヒントをご紹介します。

自分の手で、新しいキッチンの魅力を引き出しましょう。本文を読んで、理想のキッチンを実現する方法を見つけてください

キッチンペンキの選び方

キッチンに塗るペンキの選び方について考えましょう。まず、選ぶ際の基本ポイントとして、耐久性、耐水性、カラーオプション、環境への配慮、価格のバランスを考慮することが重要です。

1. キッチンのペンキ選びの基本ポイント

キッチンは日常的に水や油の飛沫にさらされるため、耐久性が重要です。
また、耐水性も必要です。
これに加えて、キッチンのインテリアと調和するカラーオプションを選びましょう。

2. 耐久性と耐水性を考える

キッチンの壁や天井には、水分や汚れが付着しやすいため、耐久性と耐水性が求められます。耐水性が高い製品は、洗浄しやすく、長期間美しさを保ちます。

3. カラーオプションとインテリアに合わせる方法

ペンキには多彩なカラーオプションがあります。キッチンのインテリアや家具と調和させるため、カラーコーディネーションを考慮しましょう。

SNSや雑誌、インテリアショップなどで好きなインテリアの色使いを真似するのは良い方法です。
自分のキッチンに取り入れられるアイデアを集めて家族でどれがいいか話し合うと楽しいですね!家族が集うキッチンが楽しい空間になるようにぜひみんなで決めてください。

4. 環境への配慮と安全性

環境への配慮が大切です。低VOC(揮発性有機化合物)塗料は、室内の空気質に優しい選択肢です。ゼロVOC塗料もあります。

十分な塗料の量を準備する必要がありますが、多すぎても廃棄することになって環境によくありません。また保存する際はしっかり蓋をしておかないと塗料の再使用ができなくなったり、少しずつ塗料のVOCが漏れてお部屋の空気を汚染してしまいます。

塗装時には、安全性も確保し、換気を忘れずに行いましょう。
ものが多い台所は、作業の前にものを移動したり片付けたり養生をして、
作業に気を取られていても、怪我の無いようにしてください。

関連ページ

ゼロVOC 最後は土に還る成分で安心
エコスオーガニックペイント
キッチンにお勧めなのは、チョークボードペイント。
摩擦に強く、水で洗えるタフな塗膜です。

5. クオリティと価格のバランス

信頼性のあるペンキを選ぶことで、品質を確保できます。
イメージや色だけで決めるのではなく、先に挙げたVOCの量や成分、耐久性についてもメーカーサイトなどを確認しておく必要があります。
その上で予算も考慮し、安さだけを求めずに価格と品質のバランスを見つけましょう。
家の中でもキッチンにいる時間は結構ありませんか?
どのような時間を過ごしたいのか?ニーズは?
家族が集まる時間のどのくらいをキッチンで過ごしていますか?
様々な点から考慮して計画を進めましょう!

キッチンに使うペンキ、どうやって探す?

1. プロがおすすめするペンキをチェック

プロの目線から、アドバイスをしてもらうのも良いでしょう。
例えば身近なホームセンターで塗料担当のスタッフに相談してみたり、
塗料の専門店やショールームを探してみるのもおすすめです。
私が実際に行ったことのある塗料のショールームをリンクでご紹介します。
実際に相談を出来、その場で購入することもできるので楽しいですよ!

中でも印象に残っているのは現在のカラーワークス神戸。
もう20年くらい前???
最初に私が利用した時は株式会社モリエンの店舗としてでした。
私は事前に郵送で様々なカタログと色見本を送ってもらい、それぞれの特徴をなんとなく把握して、シャーウィン・ウィリアムズがいいかな?と思って相談に行きました。
シャーウィン・ウィルアムズ(塗料メーカー名)の中でもキッチンに適している室内塗料をお勧めしてもらって、その場で調色してもらい車で持って帰りすぐに塗装作業に取り掛かれました。
その後リビングに他の種類の塗料を塗装する際にも相談に乗ってもらい、大変助かりました。ホームセンターの塗料コーナーの前で似たような缶を前にどれを選んで良いのか全くわからなかったので、プロに相談できるのは私にとってはメリットでした。
ホームセンターの塗料よりは高価なものでしたが、適した塗料の種類、気に入った色選びができたことと、その後10年以上その塗装で過ごしたことを考えると高くなかったと思います。

なかなか塗料の専門のショールームが近くにないという方は
ネットで塗料販売のお店を探して気になったところに
問い合わせすると良いですよ!
私たちもなるべく親身に相談に乗っています。

2. 実際のユーザーレビューと評価

実際のユーザーの評価やレビューをネットでチェックもできます。
インスタのハッシュタグで検索すると実際に塗装した画像も見られますよね。
自分のニーズに合いそうか検索してみると発見があるのでは?

3. 予算に合わせたおすすめ選択肢

リフォームで塗装は予算を節約するために検討する方も多いのでは?
予算に収まるか検討する際に事前に確認することがあります。
塗料以外に思わぬコストがかかって塗料代をケチるようになると
仕上げや耐久性、塗装後の満足度に影響が出ます。
【塗装面積をしっかり測っておく】
塗料の必要量を出すのに必要です。必要量以上に購入しないで済みます。
【下地調整の手順を確認しておく】
掃除で綺麗にしてそのまま塗装すれば良い状態なのか?
パテ埋めや補修が必要なのか?
下地塗装をする必要があるのか?
それにどれくらいのコストがかかるのか検討します。
【必要な道具を確認する】
養生のためのマスキングテープ、マスカー、ブルーシートなど
塗装のためのペイントトレーやローラー、延長棒など
脚立や踏み台、掃除のための洗剤、雑巾など新たに購入する必要があるのか?

4. キッチンペンキのトレンドカラー

最新のキッチンのトレンドカラをチェックしてヒントにするのも良いでしょう。
2023年から2024年のトレンドを見てみるとアース系のグリーンやブルーとしているところが多いようです。

海外のサイトもチェックしては?
私はテレンス・コンランの自宅を紹介した本にキッチンには黄色をお勧めとされていたので、黄色で塗装したことがあります。
気分も明るくなるし、食欲のすすむ色です。

キッチンにペンキを使ったリノベーションアイデア

キッチンにペンキを使ってリノベーションするアイデアを探りましょう。キッチンを魅力的にアップデートするための具体的なアイデアを以下で紹介します。

1. キッチンのスタイリッシュなアップデート

新しいカラーを使って、キッチンをよりスタイリッシュにアップデートしましょう。例えば、明るい色調で開放的な雰囲気を作ったり、落ち着いた色合いでクラシックな雰囲気を演出したりできます。塗装なら簡単に色を変えることができます。

2. カラフルなキッチンの作成

カラフルなキッチンは、楽しさと活気をもたらします。
キッチン全体の色を変えるのは大変でも、一部の壁やキャビネットを異なる色で塗ることで、アクセントカラーを取り入れた個性的なキッチンを実現できます。

3. インダストリアル風キッチンの実現

シンプルでビンテージ感のあるインダストリアル風のキッチンは、鉄や木材の質感、無骨なデザインが特徴です。
新しくてモダンなキッチンではなくあえて、ユーズド感を出したりします。
特定の壁やキャビネットに特殊な仕上げを施すことで、このスタイルを取り入れることができます。
DIYで取り入れやすいデザインです。

4. キッチンとリビングの一体感を演出

キッチンとリビングを一体化させるため、壁につながるカラーのペンキを使用して統一感を持たせることができます。色調を調和させて、開放感を生み出しましょう。
キッチンとリビングが繋がることで家族のコミュニケーションがスムーズになります。

5. チョークボードを取り入れる

家族みんなが必ず使うキッチンにあると便利なものとして
黒板を取り入れると楽しみが増えます。
伝言やメモ、予定のシェアなどに役立ちます。もちろん子供のお絵かきボードとしても楽しめます!
塗装で黒板にできる黒板塗料を使うことで、今ある壁や家具を黒板にできますよ。

家族が1日に何度となく集うキッチンですが、
汚れやすい場所でもあります。
楽しい時間を過ごせるようにぜひ家族で快適なキッチンになるように
計画を立ててみてください!
ペンキは自分たちで塗装ができるので、家族の思い出にもなります。
お勧めです。

化学物質過敏症サポーター 木田順子

グリーンエレファント代表 木田順子
シックハウス診断士 化学物質過敏症サポーター
小さい頃の車酔いや吐き気は化学物質が原因だったように思います。
通常の生活は問題なく過ごせていますが
ホームセンターや家具屋さん、新築の建物ではあまり長居しないようにしています。自信を持ってお勧めできる安全塗料のエコスを扱えて嬉しく思っています!
塗装はDIYレベル。団地や中古マンションのセルフペイント経験あり。

You May Also Like

アレルギーが心配な方必見!安全な塗料の選び方と安心できるDIY塗装ガイド

黒板塗料の色の特性とは?成功しやすい色と失敗しやすい色

初心者でもできる黒板塗料DIY!おしゃれな活用法

壁のペンキDIY入門!初心者が知っておきたい基本