カラーの黒板塗料を使うDIYガイド|家族で楽しむおしゃれ空間
公開日 2025年2月24日 最終更新日 2025年2月24日
「部屋をおしゃれに変えたい」「子どもが落書きしても怒らずに楽しめる方法はないかな?」
おすすめなのが黒板塗料を使った簡単アレンジです。黒板塗料とはなんと塗るだけで黒板に早替わりする塗料!黒や緑だけでなく色々な色があるのでカラフルな壁にすることができます。
家族でワイワイ塗って描けば、インテリアの主役にもなるし、コミュニケーションもぐっと深まります。
この記事では、具体的な塗り方や失敗しないためのコツをわかりやすくまとめました。
読み終わる頃には、あなたの部屋が最高の落書きキャンバスになりますよ!
Happy Painting🎵
黒板塗料の基本を知ろう!
黒板塗料とは?
黒板塗料とは、一見普通の塗料のように見えますが、塗ったところがチョークで文字やイラストを描けるように開発された特殊な塗料です。黒板といえば学校の黒板を思い浮かべると思います。また、カフェやレストランのメニューボードなどで見かけたことがあるでしょう。
最近はインテリア雑誌やDIY系のウェブサイトでもよく紹介されています。
壁だけでなく、家具や小物などさまざまな面に使えるため、家のなかで自由にアートを楽しむことができます。
黒板塗料はチョークを使ったコミュニケーションの幅を広げてくれる存在です。
初めて知った方もいるかもしれませんが、実は海外でも人気があり、世界中でポピュラーです。
黒板塗料は、塗ったあとにチョークでお絵かきできるだけでなく、消してまた書ける点が大きな特徴です。
黒板塗料のカラー展開
黒板塗料といえば、まず黒やダークグリーンを思い浮かべる方も多いかもしれません。
ですが、最近はピンクやブルー、ホワイトなどカラフルなラインナップが充実しています。
これはDIYブームの高まりや、よりインテリアに合わせたアレンジができるようにするためです。
メーカー各社が多彩な色を発売することでインテリアの幅を広げています。
色味を変えることで、黒板塗料自体を部屋のアクセントにするアイデアも増えました。
カラー展開が豊富になることで、子ども部屋をポップに仕上げたり、落ち着いた雰囲気を演出したりする選択肢が増えます。
たとえば、あたたかみのあるベージュの黒板塗料なら、部屋全体がやわらかい雰囲気になります。
家族が集まるリビングにさりげなく塗装する際、空間を暗くしすぎない色を選ぶなど、工夫できる点が魅力です。
単なる黒板としてだけでなく、壁全体をおしゃれに仕上げる要素にもなります。
実際に、カフェなど商業施設でもカラフルな黒板塗料が使われている例が増えてきました。
検索すると、市販の黒板塗料は数十色から選べるブランドもあります。
それだけバリエーションが増えると、自分好みの色を見つけやすくなります。
インテリアとしての魅力
黒板塗料は、部屋に遊び心をプラスできるユニークなアイテムです。
インテリアの観点でいうと、絵やポスターと違って、毎日でも描き変えができる点が新鮮です。
季節のイラストやお祝いのメッセージを書き込んだり、子どもの誕生日のお祝いを壁いっぱいに描いたり。
そうした「瞬間的な楽しみ」を部屋全体で共有できるのが魅力といえるでしょう。
1、キッチンの壁に黒板塗料を塗って、献立や買い物リストを書く
2,エントランスエリアに黒板を置いて家族やゲストとのコミュニケーションボード
家族みんなで落書き大会をする時間は、かけがえのない思い出になるはずです。
こうした体験が欲しい方にとって、黒板塗料はとても魅力的です。
3,リビングの一角や子ども部屋の壁
広い面積を塗るのに抵抗がある場合は、まずは小さな範囲で試すのもおすすめです。
黒板に描いたイラストやメッセージは写真に収めることができます。
小さなお子さんが描いた作品を記録に残す楽しみ方もありますよ。
そうした工夫を重ねるほど、家のインテリアが生き生きとしてきます。
その手軽さと実用性、そしてインテリア性の高さが、人々に受け入れられる理由です。
ちょっとしたメモを書いたり、予定表を作ったり、家族のコミュニケーションを深めるツールとしても役立ちます。
黒板塗料、カラーを選ぶメリット;コミュニケーション
黒板塗料の最大のメリットのひとつは、家族や友人同士のコミュニケーションを活性化することです。
キッチンにメモを書いて、買い物の頼みごとをしておく。リビングの一角に黒板コーナーを作り、その日あった出来事を落書き風に描き合うなど、楽しみ方は無限です。
黒板塗料があるだけで「書いてみよう」という気持ちが生まれます。家族や仲間との会話が増え、自然と会話が弾みやすくなるでしょう。
文字だけでなく、イラストや装飾を一緒に描けば、より和やかな空間ができあがります。
小さなお子さんがいる場合は、そこがちょっとしたお絵かきスペースになります。大人と子どもが一緒に何かを作り出せる場になると、家族の思い出が増えそうです。
誰でも気軽に参加できるのが黒板塗料の良いところです。
お誕生日や記念日には、感謝の言葉を書いておくのも素敵なサプライズになります。
学校の黒板とは違って、インテリアに合わせたカラフルな黒板を作れるのも嬉しいポイントです。
コミュニケーションボードとして取り入れるなら、部屋のメインカラーと合わせたり、子どもの好きな色を選んだりしてみるのも一案です。
その結果、個性豊かなインテリア空間になり、家に帰るのが楽しみになります。
部屋の雰囲気がパッと明るくなるので、招いたゲストも思わず書き込んでみたくなるはずです。
インタラクティブな空間が生まれ、日常にちょっとした刺激が加わります。
黒板塗料の塗り方ステップガイド
必要な道具と下地処理
黒板塗料をきれいに塗るためには、まず必要な道具を揃えることから始めましょう。
ローラーや刷毛、マスキングテープ、下地調整用のパテ、サンドペーパーなどが一般的に使われます。
ローラーやマスキングテープなど塗装道具のセットが買えるショップも。
適切な道具選びが塗りムラを防ぎ、仕上がりを良くしてくれます。
ホームセンターやネット通販でまとめ買いできるセット商品もあるのでチェックしてみましょう。
黒板塗料は、合板や石膏ボード、コンクリート、金属など多様な素材に塗れます。
ただし、素材によっては塗料の吸収率や密着度に違いがあるので、下地処理が大切になります。
塗料をきれいに塗るには、汚れや油分をきちんと拭き取る準備が要になります。
事前に下地を整えることで、黒板塗料の色合いや耐久性が高まるのです。
たとえば、石膏ボードの上に直接塗る場合は、パテ処理などで表面をフラットにしておくことがポイントです。
凹凸があると、文字を書いたり消したりする際に影響が出やすいからです。
キッチンカウンターなど油汚れがつきやすい場所は、中性洗剤でしっかり拭き取ってから塗ると良い結果が得られます。
下地が整っていないと、塗膜がはがれやすくなるので要注意です。
古い家具をリメイクするときも同様に、塗る前の洗浄やサンディングが大切になります。
範囲決めとマスキング
マスキングとは、簡単に言えばペンキを塗りたくない場所にテープを貼ったり、マスカーで覆ってしまう作業です。
ペンキ塗りをする前にどこからどこまで黒板塗料を塗るか、はっきり決めておきましょう。
壁全体を塗るのか、一部分にするのか、大まかなイメージを具体的に描いてから作業を始めると失敗が少ないです。
子どもが書きやすい高さを考慮するなら、床から1メートルくらいまでは子どもゾーンにしてみるのも面白いアイデアです。
キッチンだと冷蔵庫の脇や背面など、限られたスペースだけ塗るという方法も人気です。
塗りたい範囲が決まったら、マスキングテープを貼って、余分なところに塗料がつかないように保護してください。
マスキング後はテープの外側や床面にも新聞紙やビニールシートを敷くと、作業中の飛び散りを防げます。
特にローラーは、広範囲を塗るのに便利な反面、ペンキが飛びやすいのでカバー範囲は余裕をもって設定しましょう。
天井や隣の壁との角度部分など、細かい部分は刷毛で先に塗っておくと後が楽です。
この準備が念入りだと、仕上がりもスッキリして見えます。
ローラーと刷毛の使い方
広い面を塗るならローラーを使うと時短できます。
まずは刷毛で壁の端や角を塗り、そのあとローラーで中央部分を大きく塗り広げると効率的です。
ローラーは塗料を含ませすぎないように注意し、壁に当てるときは転がすように軽い力で動かします。
一気にゴシゴシ塗ってしまうと、飛び散りが増えますのでやさしく転がすイメージを持つといいですね。
初めてローラーを使う場合は、ペンキトレイに適量を入れて、ローラーの余分な塗料を落としてから壁に当てましょう。
ローラーを上下に動かすときは少し重なりを持たせるとムラができにくいです。
横塗りと縦塗りを交互にすると、より均一な仕上がりに近づきます。
また、場所によっては上に行きすぎて天井を塗ってしまわないように気をつけてくださいね。
刷毛は細かい部分や、くぼんだところ、角などローラーが入りにくい場所に使います。
狭い面積なら、刷毛だけで塗っても問題ありません。
ただ、刷毛の場合は塗り筋が出やすいので、一度塗った場所を何度もなぞらないようにしましょう。
早めに塗料をなじませて、乾く前に仕上げるのがコツです。
ローラーと刷毛を両方使い分けると、作業がはかどります。
一度に広い面を塗るときはローラー、細部は刷毛、という順番を意識すると塗り残しが少なくなります。
コーナー部分は意外と見落としがちなので、しっかりと目を配ってください。
この流れをマスターすれば、初心者でもプロ並みの仕上がりが目指せますよ。
乾燥と重ね塗り
塗り終わったら、しっかり乾燥させることが大切です。
メーカーによって推奨される乾燥時間が違うので、説明書をチェックしてください。
十分に乾かさないまま重ね塗りをすると、色ムラや塗膜の剥がれが起こりやすくなります。
焦らずに次の作業に移ることで、きれいな黒板塗料の表面が出来上がります。
重ね塗りは、指定のインターバルを守るのがポイントです。
通常は数時間空けてから、2度目・3度目を塗ることが多いです。
特に濃い色をはっきり出したい場合や、下地との色差が大きい場合は2~3回以上の重ね塗りが必要となることがあります。
乾燥中は風が当たりすぎると表面が急激に乾いてひび割れが起こることもあります。
直射日光を避けつつ、ほどよく換気する環境を整えると安心です。
湿度が高い日は乾燥に時間がかかるので、天候をチェックしておくと失敗を減らせます。
大きい面を塗ったときは乾かす時間も長めにとると、次の工程がスムーズになります。
最終チェックポイント
すべての重ね塗りが終わったあと、表面にムラや塗り残しがないか確認しましょう。
光を当てながら見て、まだらになっていないか、色が均一かをチェックします。
ムラが見つかったら、乾かしてからその部分だけ軽く塗り直すときれいに仕上がります。
ここで妥協せず、最終的に納得できる状態に仕上げるのが重要です。
塗装面にホコリやゴミが入り込んでいると、後から気づいてがっかりする場合があります。
乾く前に気がついたら、ピンセットや刷毛でそっと取り除くとよいです。
ただ、無理に触りすぎるとかえって汚くなってしまうので要注意。
もし完全に乾いてしまっていたら、その部分をやすりで整えて再度塗るのがベターです。
最後に、完全に乾ききったところでチョークのテストをしてみると安心です。
チョークがスムーズに乗り、かつ消しやすいかを確認して、問題なければ完成です。
ここまでのプロセスをしっかり踏めば、丈夫で使い勝手の良い黒板が生まれます。
あとは自由に絵やメッセージを書き込んで、暮らしを楽しむだけですね。
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まとめ|今こそ黒板塗料で暮らしを変えてみましょう
黒板塗料を取り入れると、部屋の一角が落書きのできるコミュニケーションスペースに早変わりします。
子どもが自由に描ける楽しさや、大人がひらめきを書き留められる便利さが、日々の暮らしを豊かにしてくれます。
また、カラーのバリエーションが豊富なので、インテリアのテイストに合わせておしゃれに仕上げられるのも魅力です。
ぜひ素敵なインテリアに仕上げてみてください!