子供部屋にペンキで色を!色は子供の発達にいい刺激をもたらす?

公開日 2022年3月18日 最終更新日 2023年2月22日

#ピンクの黒板 #DIY黒板 #エコスオーガニックチョークボードペイント

このコラムは米エコスブログを意訳して書いています

子供の世界は色彩に溢れています。いろいろな色のクレヨンや色鉛筆で埋め尽くされるスケッチブック、子供の好むアニメのキャラクターなどもカラフルに仕上がっています。保育園や幼稚園に入るとカラフルなポスターやおもちゃなど大人の世界よりも色がたくさん使われています。カラフル子供にとってカラフルの世界は綺麗で楽しいだけではなく、”色”の刺激で子供の発達に良い影響をもたらせるのです。子供部屋のデコレーション にもいろいろな色を使って刺激的な空間にしてみませんか?ペンキなら赤ちゃんから幼児になるまでその時のステージですぐに塗り替えも可能です。有害物質の全く入っていないオーガニックのペンキなら子供が成長した時に一緒に色を選んで一緒に塗ることも楽しいでしょう。

色と新生児

ベビー家具

新生児のうちから色彩は脳の発達に良い刺激があることが知られています。どのような過程で赤ちゃんの知覚が変化していくのでしょうか。

新生児の色認識の変化

生まれたばかりの赤ちゃんは脳や視覚はまだ完全に発達しているわけではありません。遠くはあまり見えず、明るい光にも敏感です。そして大人ほど色の違いを認識できていないことがわかりました。モノクロので世界を見ているわけではありませんが、コントラストのはっきりとしている色以外は識別していないようです。

新生児とコントラストのある色

新生児は大抵コントラストのはっきりしている色しか識別できません。例えば白と黒のストライプのカーテン、黒い生地で白い水玉模様の枕などの方がベビールームに人気なパステルカラーよりも目立ちます。黒白を”カラフル”と表現することは普段ないですがこのような”色”が赤ちゃんの発達に刺激を与えると言えると思います。また、新生児の視力は0.01~0.02程度。ですから比較的近い位置で見えるものが刺激的でしょう。

色と子供

新生児が2〜4ヶ月になった頃、赤や緑などの見分けやすい色を認識し始めます。そして生後5ヶ月経つと色のスペクトラムがほぼ全て見えるようになります。ここから子供の発達における色の役割が変わります。

色と感情

色はしばしば私たちの感情や行動に影響します。子供の時に感情や行動について理解やコントロールすることを学ぶので色彩心理に関して知っておくと色の使い方に役立ちます。特定の色が私たちの感情に異なる影響を与えるとうことがわかっています。色彩理論家の間で一般的に受け入れられている感情と色のつながりを紹介します。

赤:エネルギーや興奮、集中力を感じる力強い色です。赤が多すぎると攻撃性に寄与する可能性も。

オレンジ:社交性と創造性を刺激する色です。多すぎると多すぎると圧倒されることがあります。

黄色:子供は太陽とそれに伴う幸福感やエネルギーの感情を関連付ける傾向があります。

緑:自然の風景を思い起こし、静けさと安全性を関連づけ、子供を落ち着かせる効果も期待できます。

青:空と海に関連しているため最も普遍的にポジティブな色の一つとして認識されています。落ち着きと自由の感情を引き起こします。

紫:高エネルギーと穏やか色の混合なので子供たちの創造性、落ち着きの混合を促進する色です。

ピンク:今までは典型的な女の子カラーと言われていましたが、男の子でも女の子でも両方で落ち着きを促進させる色と知られています。

茶色:アースカラーとして地球地球と関連付けられ、より地についた安心感、安定感を感じることのできる色です。

これらの色と感情は文化や習慣によっても意味合いが変わることもあります。子供が集中しようとしている時、特に色の数が多すぎる場合学習能力を妨げる場合もあります。でも研究によると大人や子供は色があることによってもっと注意を払ったり、記憶に残すことができる場合もあります。子供部屋がプレイルームなどの遊ぶ部屋ならオレンジや黄色のペンキで、寝室なら緑や青などのペンキ、というふうに場所によって色を考えるのもいいですね。

《出典》 National Library of Medicine

The Influence of Colour on Memory Performance

子供の発達を助けるために色を利用するためのヒント

色を有効的に活用し、子供の発達に貢献できる方法を紹介します。子供部屋の壁の色も落ち着きや安らぎを目的とした場所、集中力を高めたい場所。創造性を刺激したいなど、目的に合わせてみてください。

<学習に色を使う>子供は色を通して記憶しやすくなります。例えばテスト勉強に色分けされたノートカードを取り入れてみましょう。もちろん色を取り入れるのはテスト勉強用だけではありません。勉強部屋の壁に色を取り入れて創造性や集中力アップを図ることもできます。ただし同じエリアにいろいろな色を使いすぎないようにしてください。

<色で表現力アップ>自己表現は子供発達にはとても重要な過程です。色は感情と密接に関連しているので子供が自分の感情をコントロールするのに貴重な方法となります。自分の気持ちや感情を表現したい時、カラーを使って表現するカラーセラピーなど取り入れも可能です。自分のアイデンティティの感覚を表現するのに役立ちます。

ペンキの良いところは、すぐに塗り直せるということです。白いペンキを塗った部屋に明るい刺激的な色を取り入れるには一面オレンジに塗り替えることも簡単です。ぜひ子供部屋に色を取り入れてみてください!子供はペンキ塗りも大好きです。一緒にプロジェクトとして壁を塗っても楽しいですね。エコスオーガニックの塗料なら子供が誤って舐めてしまっても安全です。

Happy Painting!

シックハウス診断士 加納亜由美

グリーンエレファント共同経営者の加納です。
安全塗料といえばエコス社のオーガニックペイントのお仕事
を始めてからペイントの楽しさに目覚めました♡
シックハウス診断士として健康な室内環境作りの
お手伝いいたします。

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