ペイントの気泡を取り除く方法
公開日 2021年9月14日 最終更新日 2023年2月22日
ペイントの気泡を取り除く方法
ペイントを混ぜたとき、塗り終えて乾いた時にプツプツと空気が入って気泡になってしまうことがあります。その際の対処のヒントをまとめてみました。
<ペイント時> 環境を確認しましょう
気泡ができる原因としてペイントそのものではなく、環境によるものが多い時があります。
ー塗装面の汚れ
ー高湿度の状態
ー表面のサンディングが不十分
ー水回りの問題
ー高気温
塗装前に十分に下準備をすることで気泡ができてしまう問題を回避できます。塗装面を洗浄、乾燥し、高気温の日の塗装は避けましょう。
ペイント攪拌:ペイントをトレイに注ぐと気泡があるのに気づくことがあります。水よりも粘着性のあるのが塗料ですが、混ぜたり振ることにより気泡が缶の中で発生します。攪拌するときは攪拌用の木のスティックを使い一定のペースでかき混ぜましょう。ドリルを使うときは低設定にしてください。
次の塗装前に乾いていることを確認:ペイントは1度塗り以上することで発色が綺麗で耐久性のあるものになります。しかし急いで2度目を塗るのは避け、完全に乾いたかどうか確認してください。水分を閉じ込めてしまうとそれが後から気泡として残る場合があります。
<塗装後>
ペイントの補修:ほとんどの場合、気泡が現れるのはペイント塗装が終わり乾いた後です。このような気泡はいずれ弾け、割れ目となってしまします。以下の方法で補修が可能です。
1,スクレーパーで気泡の出来たあたりのペイントを取り除く
2,サンディング
3,汚れを綺麗にし完全に乾かす
4,新たにプライマーを塗り完全に乾かす
5,ペイントを塗る
いかがでしたか?壁の塗り直し、古くなった家具のアップサイクルにペイントに化学物質の全く入っていないエコスオーガニクックペイントで塗装を楽しんでください!
Happy Painting!