公開日 2021年9月22日 最終更新日 2023年2月22日
このコラムは米エコスブログを意訳して書いています
アレルギー対応しながらリノベーションをするヒント
家はあなたと家族が安心して過ごせる場所であるべきですが、もしあなたや家族が
呼吸器の問題を抱えているとしましょう。”家”が健康を損なう役目を担っている場合も考えられます。室内の空気は屋外の空気より何倍も綺麗でないという研究結果も出ています。アレルギーがある人にとっては家の中よりも外にいる方が心地よい場合もあるのです。
VOCは家庭内の洗剤、建材、化粧品などの香料や化学物質など、日常品から揮発されています。これらが健康を損ねる理由となり得ることもあるのです。
これらの”製品”はVOCの含まれていない安全性の高いものに変えることができます。でも忘れないで欲しいのですが家のリノベーションそのものが問題となる場合もあります。
<エリアを塞ぐ&テープを貼る>
リノベーションをする際に解体するときに出る埃、残骸、化学物質などをできるだけ防ぐ準備をしましょう。解体エリアをプラスチックシートで閉鎖してください。また換気ダクトなどを通じて埃や残骸が循環しないように閉じておくといいでしょう。使用しない部屋(例:寝室や浴室)は閉めてテープを貼り塞ぐことをお勧めします。リノベーション中はできるだけ家の外にいる事で曝露を最低限に抑えられます。
<正しい服装をする>
リノベーション中の建物内ではマスクやゴーグルを着用し、できるだけ煙や帆腰を吸わないように気をつけることによりアレルギーを最低限に抑えることが可能です。VOCは身に見えないものですが必ず空気中にあり、吸い込む危険があります。着用した服にも付着します。定期的な洗濯をお勧めします。
<毎日窓を開ける>
花粉症などの対策で窓を開けるのはいいとは思えないかもしれませんが、実は空気循環のために良いことです。ただ、花粉の季節の朝5~10時は閉めておきましょう。また雨の降った後には窓を開けるようにしてください。できるだけ新鮮な空気を取り入れることが大事です。VOCの混じった残骸を吸い込まないようにするためです。
<正しい製品を使用する>
アレルギーフレンドリーなリノベーション(アレルギーフレンドリーな家)を作るには使用する素材が関わってきます。多くの建材は有害なVOCが含まれているからです。エコスのエアピュアペイント等を検討して使用してくれるコントラクターを見つけてください。カーペットではなくフローリングを取り入れたり、ペイントも従来のものではなく無臭で空気清浄機能付きも検討してください。