DIY初心者でもきれいにできる黒板塗料の塗り方のヒント
公開日 2022年11月26日 最終更新日 2022年11月26日
最近は自宅のインテリアに黒板を取り入れておしゃれなカフェ風にしたり、キッチンエリアに黒板を設置するのが人気です。それを簡単に叶えるのに黒板塗料が一役買っています。黒板塗料とはチョークボードペイント、ブラックボードペイントともいいますが用途は同じです。塗るだけで、塗ったところが黒板になるのです。塗料を塗って、乾いたらチョークでかき消しできるようになるのが特徴です。道具を揃えてコツがわかれば簡単に子供と一緒に黒板作りができるので、お休みの日のDIYプロジェクトやワークショップとしてもおすすめです。塗装と聞いて、ペンキ塗りは初心者だから難しいかな?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。初心者でも失敗しない黒板塗料の塗り方のコツを伝授いたします!
油性塗料 VS 水性塗料
塗料には水性塗料と油性塗料があります。塗装する際、乾燥する時に水分が揮発するのが水性塗料ですが、油性塗料だと有機溶剤が揮発します。そのため油性の方が臭いがきついということです。臭いがきついのはいわゆるシンナー臭で有機溶剤が入っているためです。有機溶剤として使われる成分は有害物質の一種で健康や環境に被害を及ぼすVOC(揮発性有機化合物)を排出します。VOC(揮発性有機化合物)が多く入っている油性塗料はシックハウスの原因としても知られています。水性塗料はその点VOCの排出が少なく、またシンナーを含んでいないため品化する危険性は低いです。特に子供や化学物質に敏感な方がいる空間での作業に油性塗料はおすすめしません。水性塗料の場合、塗装の際に使った道具などを家庭の水道水で洗うことができるので、気軽に DIY屋内るには最適です。屋内用のインテリア用として黒板塗料を選ぶ際は必ず水性塗料を選びましょう。
VOCフリーの黒板塗料を選ぶメリット
水性の黒板塗料は油性塗料に比べて臭いもなく安全性が高いです。普通に使用している分では十分耐久性もありますし、塗り直しなども簡単です。水性の黒板塗料は多数のメーカーから発売されています。エコスオーガニックチョークボードペイントは唯一VOCが全く入っていない塗料のため子供やアレルギーなど敏感な方がいる空間で使用する場合はより安全な塗料です。
<エコスオーガニックチョークボードペイントとは>
黒板といえども黒や緑だけでなく青やピンクや黄色などカラフルでいろいろな色の塗料があり、カラフルな黒板が作れます。色見本のサンプルを取り寄せることができるのでイメージしている黒板を作る色を決めましょう。有害物質の全く入っていない成分からできているオーガニック塗料なのでより安全で、子供が間違って舐めてしまっても無害のため安心です。水性塗料の安全基準として低VOCやF☆☆☆☆という表示も見かけますが、より安全なものを選ぶのであればVOCフリー、ゼロVOCタイプのエコスチョークボードペイントがおすすめです。
塗装に必要なものを揃えよう!前準備と手順がわかれば後は簡単♪
- 黒板塗料(チョークボードペイント )使いたい塗料のメーカーと色が決まったら必要な量を確認しましょう。塗りたい面積を2度塗り(色によっては3度塗り)できる量を余裕を持って購入してください。
- 下地塗料(プライマー)
- 刷毛かローラー
- 塗料を攪拌するための割り箸など
- ペンキを出すトレイ
- マスキングテープ
- 養生シート
- やすり
- 汚れてもいい格好、ペンキがついてもいいエプロンなど
- 濡雑巾(ペンキ が垂れた時、手についた時などに水を絞った雑巾等で拭き取る)
- 新聞紙など
黒板塗料の塗り方
壁に塗る際もベニア板に塗る際も手順は一緒です。
前準備:黒板にしたい壁や板などを決めたらペンキがついてほしくない場所にはマスキングテープをしたり、養生シートや新聞紙を敷きましょう。
1、壁の準備 壁の面を平滑に整えましょう。埃や汚れを取り、必要であればやすりをかけて平滑にしましょう。プライマーを塗り、乾かしておきましょう。
2、ペンキの準備 塗料は下の方に染料が溜まっていることがあります。割り箸などで混ぜて攪拌しましょう。
3、トレイに適量の塗料を入れ、ローラーか刷毛を使い準備した板を塗ってみましょう。ローラーに必要な塗料は多すぎず、少なすぎず塗料がポタポタと垂れないくらいにしっかり使いましょう。
4、一度塗ったら乾かしましょう。数時間で触ってもつかない状態になります。大体6時間くらいで完全に乾いた状態になります。
5、2度目を塗りましょう。
6、24時間完全に乾かしたら完成です。
7、初めて使用する前に一度黒板を全体的にチョークで馴染ませましょう。そしてそれをきれいに拭き取ったら黒板として完成です。