黒板塗料《色選びのコツ》
公開日 2023年3月7日 最終更新日 2023年3月11日
チョークボードペイントとは黒板塗料のことですが、最近は黒や緑だけでないカラフルな黒板塗料が人気です。黒板塗料は壁や家具に塗って、乾いたらそこがチョークを使って書い消しできるようになるのです。インテリアの一部としてキッチンやダイニング、または子供部屋や廊下など好きなところに手軽に塗れるDIY用としても大変人気な商品です。黒や緑は定番の”黒板”色ですが、それ以外にもたくさんの色が選択できます。どのようにして色を選べばいいかコツをご紹介します。黒板塗料だけでなくても塗装を考えている方は参考にしてみてください。
ステップ1色見本取り寄せ
塗料を探している方はお気づきになったと思いますが、塗料の色見本を見ると何百、何千もの色の選択ができることがわかります。塗料はベースとなる白い塗料に顔料を混ぜて作るのでこだわりのあるカスタムカラーを作ってもらうということも可能です。色見本はカード型のものや、パンフレットに一覧となっているものもあり、色の名前もそれぞれで見ているだけで楽しいです。
塗ったところが黒板となるチョークボードペイントも定番の黒や緑の”黒板”以外の色も手に入るようになりました。インテリアのさし色となる壁一面のアクセントウォールや、壁掛け黒板も好きな色で作る事ができます。定番の黒や緑の黒板も素敵ですが、大きな壁を塗りたい場合は真っ黒だとちょっと部屋が暗く見えてしまったり狭く見えてしまう事もあります。インテリアに馴染むような色で黒板を作る事もできます。どのような色を選ぶか迷ってしまうかもしれません。そこで第一のステップとして色見本を取り寄せてみましょう。色見本を取り寄せてみると青系がいいか、赤系がいいか、グレー系か、パステルか、など大体どんな色にしたいか目で見る事ができます。こちらはエコスオーガニックチョークボードペイントの25色ある色見本です。
ネイビーの黒板
靴用の棚にはグレーの黒板
ステップ2 サンプル塗料を購入
塗料の色味本カードや気になる色の色見本を取り寄せたら気になる色がいくつかありましたか?小さなカードやプリントされた色だけでは想像がつかないかもしれません。そこで次は実際の塗料を取り寄せてみましょう。10ml~30mlや50gくらいの少量で購入できる場合が多いです。特にサンプルだけでは小さすぎでイメージがわかない、実際のペンキの色を塗ってみたい、などという場合にはサンプル塗料がおすすめです。ペンキは塗った時の色のイメージが変わる場合が多いからです。私も経験があるのですが、色見本より実際の色の方が濃かった、薄かった、などの感覚は実際の壁の陽やライトの当たり方、壁などの大きさによっても雰囲気が変わります。サンプルカードよりもより大きな場所を塗る時のイメージを想像する事ができると思います。
ステップ3 実際のサンプル塗料を塗装してみましょう!
ステップ2で取り寄せた塗料を実際に塗ってみましょう。黒板にする予定の壁に直接塗ってみるのは勇気がいるかもしれません。板や画用紙などでもいいです。A4サイズくらいのものを用意して実際に塗ってみましょう。塗料を塗るのはローラーでも刷毛でもオッケー。A4くらいのサイズがあれば塗った時の色の感じがより良くわかると思います。サンプルは2〜3色あると比べられていいと思います。ピンクと青を比べたら青の方が好み、青でも明るいパッとした青がネイビーよりもいい、などです。塗装した際に気付くと思いますが、塗った直後と乾いた後の色も結構違って見えたりする場合があります。そのためにも少量でもちょっと塗ってみるというのはおすすめです。
ステップ4 塗装したA4サイズの見本を壁に貼ってみよう
ステップ3で塗装したA4サイズほどのサンプル、次は壁にマスキングテープで貼ってみましょう!なんと、壁に貼ってみると日中は光の当たり方、夜は電気の当たり方などで色が全然違うように見えるはずです。
好きな色を見つけるために
壁の色やインテリアの色選びは楽しいですが迷ってしまうもの。カラーコーディネーターなどのプロの意見を参考にするのもありですが最近はインスタグラムやピンタレストなどのSNSでもアイデアを探す事が簡単になってきました。インテリア雑誌と同じような感覚ですが、ピンポイントで探す事もできますね。海外のペンキのSNSでも素敵なインテリアがたくさんありみているだけでも楽しいです。海外のインテリアでも取り入れられそうなものがたくさんありますので覗いてみてください。#chalkboardwall #accentwall#interiorpaintなどの単語で見つけられるかもしれません。
塗料の良いところは塗ってみてイメージが違ったかなと思ったらまた上から塗り直せるところ。でも手間もお金もかかってしまいます。色の選び方4ステップを参考にして頂けたら嬉しいです。