公開日 2021年9月14日 最終更新日 2022年9月3日
化学物質過敏症に関して
日本人の10人に1人が化学物質過敏症?!
(化学物質過敏症は Chemical Sensitivity= CSと略されます)
診断が難しい症状のため、
他の病名で診断されている潜在患者、予備軍がいると考えられており
実態は3〜4割?とも言われています。
化学物質過敏症に科学的に積極的に取り組んだ最初の医師は
アメリカのランドルフ医師で1961年に本を出版していますが、
理解がなかなか進んでいません。
化学物質過敏症の症状
どんな症状が出るの?
化学物質過敏症の症状(何らかの化学物質との接点があることが前提)
自律神経症状:発汗異常 手足の冷え 疲れやすい めまい
神経・精神症状 :不眠などの睡眠障害 不安感 うつ状態 頭痛 記憶力低下 集中力低下 意欲の低下 運動障害 四肢末端の知覚障害 関節痛 筋肉痛
気道症状:のどや鼻の傷み 乾き感 気道の閉塞感 風邪をひきやすい
消化器症状:下痢ときに便秘 吐き気やむかつき
感覚器症状:目の刺激感 目の疲れ ピントが合わない
循環器症状:動悸や心悸亢進 不整脈 胸部痛 胸壁痛
免疫症状:皮膚炎 喘息 自己免疫疾患 皮下出血
泌尿生殖器・婦人科系症状:生理不順 性器不正出血 月経前困難症 頻尿排出困難
化学物質過敏症の原因
どんなことが原因?
日本で化学物質過敏症と診断された症例
●シロアリ駆除
●新築住居への入居
●美容院勤務+新築マンションへの入居
●ペニシリン注射+歯の治療
●新築校舎への通学
●新築アパートへの入居に新しい家具、カーテン、カーペットなど
●工場近くへの引越し
身近にある化学物質
普段使っているものも化学物質が使われていることが多い?!
気をつけて、化学物質が少ないものを選ぶと予防になります。