初心者でも失敗しない!トイレの壁ペンキでDIY|塗料の選び方と塗り方
公開日 2025年2月12日 最終更新日 2025年2月14日
トイレの壁がなんだかくすんで見えたり、リフォームしたい、と思ってこちらのコラムに辿り着いた方いらっしゃいますか?
でも、リフォームに大金をかけるのは躊躇しますし、よりによって自分でリフォームやるのは難しそうに感じると思います。
でも、大掛かりなトイレのリフォームをしなくてもペンキで壁の色を塗り直すだけでもイメージや雰囲気はガラッと変わって見えるものです。
ペンキ塗装なら思っているよりも少ない時間と費用で明るく清潔感のある空間を作れます。
この記事では、初心者でも失敗しにくい手順や安全な塗料の選び方をまとめていますので、参考にしていただけます。
それでは早速、理想のトイレを手に入れるための具体的な方法を見ていきましょう。
トイレ壁ペンキでDIYの基本知識
壁紙との違い
トイレの壁のDIYは簡単に短期間で雰囲気をがらりと変えることができるのでおすすめです。DIYの材料としてよく比べられるのが壁紙とペンキ。どちらも取り入れることも可能ですし、どちらかに決めてもそれぞれいいところがあります。
ペンキは色やツヤを自由に調整しやすく、DIY感をより楽しめるのが特徴です。
壁紙も最近は国内産だけでなく輸入品もたくさんの選択肢もあり、すでにノリがついていたりするものは施工も比較的簡単なうえ、貼り直もしスムーズにできるので人気です。
色やデザインを好みのものに変えられ、個性的な空間づくりが実現できます。
DIYで使う塗料や道具はホームセンターなどで簡単に道具が手に入りやすく、初心者でも挑戦しやすいです。
ペンキの場合は下地処理をきちんと行えば、長持ちしやすいという声も聞きます。ペンキは壁紙に比べ、剥がす必要がないためゴミは少なく壁紙よりも
ペンキのほうがエコフレンドリー。塗り替えの自由度が高く、個性を出すには最適です。
トイレの壁に適したペンキの選び方
ペンキは様々な種類があります。アクリル系やウレタン系、水性、油性など聞いたことがあるかもしれません、
トイレの壁に使うのに人気が高いのは、
水性アクリルペンキです。
なぜなら、乾きが早くにおいも少なく、お掃除の手間が軽いという声が多いからです。
用途と環境に合ったペンキを選ぶことが、失敗を防ぐカギになります。
トイレは小さな空間です。塗装中や塗装後は塗料が乾くまで換気しましょう。そして、VOCをできるだけ含んでいない安全な塗料を選ぶことが重要です。以下のポイントを基準に選びましょう。
1、できるだけ安全で、有害物質や化学物質の使われていないペンキを選ぶ
2、オーガニックペイントや水性塗料でVOCの含まれていないものを選ぶ
オーガニックペイントの特徴
化学物質過敏症でも使える無害で安全なペンキ。抗菌剤や抗菌薬、VOCが全く入っていないため安心して使えます。ペンキのアレルギーが心配な方や、赤ちゃんやお子さんがいる場合には安心して使える無害なペンキがおすすめです。
ペンキの色選び
トイレの壁にペンキを塗る際、色はどうやって選べばいいでしょうか?
全体を同じ色で塗ると落ち着いた印象になります。
一方で、壁の一部だけ別の色にするアクセントウォールを取り入れると、デザイン性がアップします。たとえば、背面だけ濃い色を使うと、トイレが奥行きある空間に見えるという声もあります。
Q: トイレの壁に適した色は何ですか?
A: トイレは狭い空間が多いため、明るい色やパステルカラーを選ぶと、広く感じられます。例えば、淡いブルーやグリーン、クリーム色などが人気です。これらの色は清潔感もあり、リラックスできる雰囲気を作ります。
Q: 濃い色を使いたい場合、注意点はありますか?
A: 濃い色を使うと、空間が狭く感じられることがあります。アクセントとして一面だけに取り入れると、バランスが良くなります。また、照明との組み合わせも考慮しましょう。適切な照明を選ぶことで、濃い色でも圧迫感を軽減できます。
塗装面の仕上がりQ & A
Q: ペンキを塗った後、ムラができてしまいました。どうすれば防げますか?
塗りたては意外と色むらが目立つこともあります。
しかし、乾くと落ち着くケースが多いので、すぐに慌てず様子を見ることが大切です。
もし顕著に色むらがある場合は、もう1回上塗りをするだけで大きく改善できます。
A: ムラを防ぐためには、以下のポイントに注意しましょう。
- 下地処理をしっかり行う:壁の汚れや凹凸を取り除き、滑らかな状態にします。
- ペンキを適切に混ぜる:使用前にペンキをよくかき混ぜ、成分を均一にします。
- 薄く均一に塗る:一度に厚く塗らず、薄く均一に塗り、必要に応じて重ね塗りをします。
- 適切な道具を使う:ローラーや刷毛を使い分け、塗る部分に応じて適切な道具を選びます。
Q: ペンキが乾く前に触れてしまい、跡がついてしまいました。どう対処すれば良いですか?
A: 乾燥前に触れると跡がつくことがあります。この場合、ペンキが完全に乾燥した後、サンドペーパーで軽く研磨し、再度ペンキを塗り直すと良いでしょう。作業中は、乾燥時間を守り、触れないよう注意してください。
トイレの壁をペンキでDIY!
タイトル必要な道具と材料
さて、具体的な塗装手順を説明しましょう。
作業に必要な道具と材料は以下のものが必要です。
- ペンキ(臭くない安全な塗料)
- ローラーと刷毛(はけ)
- ペイントトレイ
- ビニールシートや新聞紙(養生用)
- サンドペーパー
- 掃除用具(雑巾やバケツなど)
- 作業用手袋とマスク
これらの道具を事前に準備しておくことで、作業がスムーズに進みます。特に、マスキングテープやビニールシートは、塗らない部分を保護するために重要です。
塗装前の養生と下準備
次に、塗装前の準備として「養生」と「下地処理」を行います。養生とは、塗料が付いてほしくない部分を保護する作業です。
まず、トイレ内の便器や床、天井、窓枠など、塗らない部分をマスキングテープとビニールシートでしっかり覆いましょう。この作業を丁寧に行うことで、仕上がりがきれいになります。
次に、壁の下地処理です。壁に汚れやホコリが付いていると、ペンキがうまく乗らないことがあります。柔らかい布で壁を拭き、必要に応じてサンドペーパーで表面を滑らかにします。これにより、ペンキの密着性が高まり、仕上がりが美しくなります。
ペンキの塗り方のコツ
いよいよ塗装に入ります。ペンキを塗る際のコツをお伝えします。
まず、ペンキをペイントトレイに適量注ぎます。ローラーを使って、広い面積を塗っていきましょう。ローラーにペンキを均等に含ませ、壁に軽く転がすように塗ります。一度に厚く塗るのではなく、薄く均一に塗ることがポイントです。
細かい部分や角、ローラーで届きにくい場所は、刷毛を使って丁寧に塗ります。このとき、刷毛の動きは一定方向にすると、ムラが少なくなります。
一度塗りが終わったら、ペンキの指示に従って十分に乾燥させます。その後、二度塗りを行うことで、色ムラがなく、より美しい仕上がりになります。
乾燥時間と仕上げのポイント
塗装が完了したら、乾燥時間をしっかりと確保しましょう。ペンキの種類や室内の環境によりますが、通常、数時間から一日程度の乾燥時間が必要です。乾燥中は、窓を開けて換気を良くし、湿度を適切に保つことが大切です。
乾燥が完了したら、養生に使用したマスキングテープやビニールシートを慎重に取り外します。このとき、ペンキが完全に乾いていないと、塗装面を傷つける可能性があるので注意してください。
最後に、塗り残しやムラがないかを確認し、必要に応じて部分的に手直しを行います。これで、トイレの壁のペンキ塗りは完了です。お疲れさまでした。
以上が、トイレの壁をペンキでDIYする際の準備と手順です。丁寧な準備と作業を行うことで、満足のいく仕上がりになります。ぜひ、チャレンジしてみてください。
まとめ ; トイレの壁をペンキでDIYして理想の空間を作ろう!
ポイント | 内容 |
---|---|
メリット | 手軽にトイレの雰囲気を一新できる |
安全な塗料 | 臭くない水性塗料を選ぶのがポイント |
塗装の手順 | 養生 → 下地処理 → ペンキ塗り → 乾燥 |
失敗しないコツ | 薄く塗り重ねる・換気を徹底する |
仕上がりの違い | 明るい色で清潔感UP・アクセントカラーも◎ |
トイレの壁をDIYで塗装することで、清潔感があり快適な空間を自分の手で作ることができます。
臭いの少ない 安全な塗料 を選び、しっかりと準備をすれば、初心者でもプロ並みの仕上がりに!
「やってみたいけど不安…」と思っていたあなたも、この記事を参考に トイレのDIYペイント に挑戦してみましょう!