漆喰や珪藻土に使える!完全無害な下地
公開日 2022年6月7日 最終更新日 2022年8月25日
漆喰・珪藻土で家づくりをしたい!下地はどうしたら?
人気の漆喰や珪藻土は仕上がりが均一でなくてもデザインとして味になることもあって、DIYでの施工を検討している方も多いのではないでしょうか。なるべく手軽に簡単に、コストを抑えて施工したい気持ちはわかりますが、適切な下地作りが仕上がりや耐久性につながります。プロの職人さんが下地塗装を省いて施工することはまずありません。後から下地をきちんとしておけば良かった、と思ってもどうすることも出来ないので初めから下地も含んだ計画を立てましょう。
石膏ボードや合板、古い繊維壁やクロスなどに施工するケースが多く、その全ての場合下地処理は必須です。漆喰や珪藻土はアクを吸いやすい性質でアク浮きが心配されるので下地材でアクドメをしっかりしておきましょう。しかしながら多くの一般的な下地材はフォースター製品で基準値以下とはいえ有害物質が入っています。漆喰や珪藻土を検討する人は素材や安全性に拘る方も多いのではないでしょうか?そしてフォースターはシックハウス対策の安全基準ですが、化学物質過敏症の対応、対策としては不充分なので過敏な方は注意が必要です。
漆喰や珪藻土に使える無害な下地
「化学物質などに敏感なので漆喰、珪藻土を使うことにしたけど、下地材は一般的なフォースターのものを勧められて困っている。無害な下地材を使いたいのだけれど漆喰や珪藻土の下地に使えるものはあるか?」
答え:あります。エコスオーガニックペイントなら大丈夫です。
1.ユニバーサルプライマー
画像をクリックするとオンラインショップページへ
- 口に入れても無害な成分
- アク浮き 汚れ浮きを止めます
- 密着が強く水にも強い 室内・屋外問わず使えるタフな塗膜
こんなケースにおすすめ!
VOCの心配がない既存の古い壁へ
新しいボードなどを使うが過敏症ではなく、なるべく有害物質を減らしてコストも気になる
2.エアピュアプライマー
画像をクリックするとオンラインショップページへ
- 口に入れても無害な成分
- アク浮き 汚れ浮きを止めます
- 室内用
- 合板や石膏ボードの気になる匂いや有害物質を塗膜のモレキュラーシーブが吸着&中和します
こんなケースにおすすめ!
過敏症である
やむを得ず使用する新しい建材ボード等の有害物質の影響を軽減したい
フォースター=安全???
多くの業者さんは建築基準法のシックハウス対策である、フォースター=安全と認識しています。しかし、フォースターであるということは、裏を返せばホルムアルデヒドが基準値以下の量が『入っている』ということです。ホルムアルデヒドを放出する成分が入っていないものは『告示対象外』です。
私たちの取り扱っているエコスオーガニックペイントは全て『告示対象外』。さらに日本で規制されているのはホルムアルデヒドのみ、使用禁止はクロルピリホスのみですが、エコスは規制されていないその他一切の有害物質も入っていません。
材料を購入する際や施工を依頼する際はこの点を注意して業者さんとお話しすることをお勧めします。
漆喰や珪藻土を検討している方は一般的な建材の匂いや有害物質を気にしている方も多いのではないでしょうか?どのレベルでの安全を求めているかきちんと伝える必要があります。
フォースターはシックハウス対策がされている安全な製品である、と建築業界では認識しているので「シックハウスを気にしています」「化学物質に敏感です」「健康のために、害のないものを使って家造りをしたい」と伝えてあっても建築基準法でシックハウス対策としての基準であるフォースター製品だから大丈夫!とお勧めするのです。
しかし残念ながらフォースター製品でも基準値以下の有害物質は含まれているため、化学物質に敏感で体調を崩してしまう方には健康障害が起きることがあります。
ホームセンターや新築の建物で気分が悪くなったり、頭痛がする、目がチカチカする、喉に違和感があるなど体調に変化が出る人はフォースターでの安全対策では不充分な可能性が高いです。注意してください。
過敏症には一般的な安全は安全では無くなってしまう
漆喰や珪藻土は化学物質に敏感な方にも、うまく使えば過ごしやすい空間が作れるので人気ですが、化学物質過敏症が怖いのは、一度発症してしまうとその後微量な有害物質であっても体調不良を起こしてしまうようになってしまうこと。
なのでいくらシックハウス対策がなされた基準値以下の有害物質しか含まないものであっても、健康に過ごすことが出来なくなってしまいます。
これがなかなか、残念ながら、本当に!理解されにくくて困る方が多いようです。
有害物質と言ってもホルムアルデヒドなどは防カビ、防腐剤として添加されているものもあり、それ以上にメリットがあると一般的には考えられています。(天然木にもホルムアルデヒドは微量に存在し、その割合の多いひのきや杉などが防虫効果があるとしてタンスなどに利用されています。
なので全く含まないものを使う必要は無い!と理解されているのが一般的。
自分で漆喰や珪藻土、下地材の安全性を調べて取り入れることが必要になります。
お客様からの質問メール:漆喰の下地材(ベニヤ板・コンクリートのアクどめ)には何がよいですか?
当店の扱っているエコスオーガニックペイントのユニバーサルプライマーが良いのではないかと思います。https://www.greenelephantco.com/SHOP/universalprimer800.html
この下地材は木材、石膏ボード、コンクリート、鋼板など多くのものに強く密着します。
またステインブロックと言ってアク浮きやサビを防ぐ機能も高いです。
もちろんオーガニックで完全無害な成分でできている水性下地材です。
もし○○さまやご家族が化学物質に敏感で、今回の下地のベニヤが新しいものを使う場合、エアピュアプライマーだとベニヤのVOCを放出しないように封じ込めることができますので新品のベニヤやボードにはこちらを使われると過ごしやすくなります。こちらは塗料がオーガニックで完全無害に加えて空気清浄機能のある下地材です。アク止めの機能もあります。https://www.greenelephantco.com/SHOP/mdfpassivating-primer.html
残念ながらこちらの方が値段が高いのとコンクリートへの密着はユニバーサルプライマーの方がおすすめですのでユニバーサルプライマーと使い分ける必要があります。
有害物質を気にして漆喰や珪藻土を使いたいのに下地材はVOC入りのものを勧められてしまった、とユニバーサルプライマーをご利用いただいている方は結構いらっしゃって問題なくご利用いただいています。