赤ちゃんがいる家庭に最適!水性塗料の安全な選び方と室内塗装ガイド

公開日 2024年4月16日 最終更新日 2024年4月19日

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いい季節が近づいてくると、部屋の模様替えやリフレッシュに塗り替えなどを考え始める方も多いのではないでしょうか?塗料を使う塗装では、安全性と環境への配慮が求められる今、水性塗料が主流となってきています。水性塗料が環境や健康に優しいとは聞くけれど、どこまで安全なのか、赤ちゃんがいる家庭では、化学物質への敏感さが気になるところです。でも心配いりません。赤ちゃんにも優しく安全な水性塗料はあります。この記事では、水性塗料の安全性、選び方、使い方のポイントをわかりやすく解説しています。塗料の種類から安全性、トラブルシューティング、そして季節ごとの塗り替えアドバイスまで、家族の健康を守りながら、あなたの家を新しく美しく変えるための知識が得られます。ぜひ、この機会に水性塗料での室内塗装について学んで、快適で安全な生活空間を実現しましょう。

赤ちゃんに安全な水性塗料とは

① 水性塗料の基本

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水性塗料は、油性塗料と比較して環境に優しく、安全性が高いとされています。この塗料は水を主成分としており、揮発性有機化合物(VOC)の排出が少ないため、室内での使用が推奨されています。特に、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、健康への影響が少ない水性塗料が適しています​。

② 安全性の概要

水性塗料の安全性はその成分に由来します。有害な化学物質の含有が少なく、引火のリスクも低いため、家庭内での使用に適しています。また、安全で快適な作業環境を提供することで、DIYプロジェクトにも最適です。水性塗料とは溶剤として有機溶剤(シンナー)を使わない塗料のことです。油性でも水性でも、塗料は乾燥すると溶剤が揮発ます。その際に揮発される有害物質をVOCと言います。乾燥する際に揮発する成分の中に有害物質が入っていないほうが安全ということがお分かりいただけるでしょう。一般的に油性塗料に比べて水性塗料の場合の方がVOC量は減ります。水性塗料の中でも低VOCやゼロVOCの方がより安全です。

③ 主要成分と影響

水性塗料には水溶性の樹脂が主成分として含まれており、これが塗料の性質を左右します。塗料の成分は主に樹脂、顔料、溶剤からできています。塗装後に塗膜となる部分が樹脂、揮発する成分が溶剤です。油性でも水性でも塗料は乾燥する際に溶剤が揮発します。

④ VOCの含有量 〜おすすめはゼロVOC塗料!

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VOC(揮発性有機化合物)の含有量が少ない水性塗料は室内空気の質を損なうことが少なく、特に閉じた空間での使用に適しています。この低VOC特性は、赤ちゃんや敏感な人々にとって特に重要です。水性塗料の種類の中でも有害物質が全く入っていないゼロVOCの塗料はより安全です。中でもおすすめのエコスオーガニックペイントなら抗菌薬抗菌剤も全くないっていないので間違って赤ちゃんが舐めてしまっても無害です。

水性塗料の室内塗装への適用方法

① 塗装の準備

塗装を始める前に、適切な準備を行うことが大切です。まず、塗装する部屋をきれいにして、塗料がつかないように家具や床をカバーしましょう。また、室内の換気を良くすることも重要です。これにより、塗料のにおいが減少し、健康に与える影響も小さくなります。

② 換気方法と最適時期

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水性塗料を使う際は、適切な換気が必要です。窓を開けるなどして、常に新鮮な空気を室内に取り入れるようにしましょう。また、湿度が低く、温度が穏やかな日を選ぶことが、塗装には最適です。これにより、塗料の乾燥が均一に進み、仕上がりが良くなります​。

③ 安全管理

特に赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、塗装作業中の安全管理が非常に重要です。小さな子どもがいる場合は、塗装作業中は他の場所で過ごさせる、または塗装作業が完了してから数日間は部屋を使わないなどの措置を取ると良いでしょう。これにより、子どもたちが化学物質にさらされるリスクを最小限に抑えることができます。

④ 乾燥時間と影響

水性塗料の乾燥時間は、環境条件によって変わりますが、一般的には油性塗料よりも速いです。しかし、塗料が完全に乾燥するまでには時間がかかるため、その間は部屋を使用しないようにしましょう。乾燥を助けるためにも、換気を継続して行うことが推奨されます​。

塗装後のお手入れ

塗装が終わった後は、適切なお手入れが必要です。水性塗料は水溶性であるため、通常の清掃用品で簡単に清掃が可能です。定期的に壁を拭くことで、塗装面をきれいに保つことができます。また、定期的なメンテナンスによって、塗装の寿命を延ばすことができます。

室内デザインと水性塗料の活用

① 色の選び方

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室内の雰囲気を左右する重要な要素は色です。水性塗料を選ぶ際には、部屋の用途や光の入り方、家具の色との調和を考えて色を選びましょう。明るい色は空間を広く見せる効果があり、落ち着いた色はリラックスした空間を作り出します。例えば子供部屋の壁の色なら色によって子供の発達にも良い影響があることも。ぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい。

ペンキの色選びは楽しいですが、たくさんの色を見ているとだんだんどれがいいのかわからなくなってくることもあります。たいていのペンキショップから塗料サンプルを取り寄せることができますから、気になる色を見つけてみましょう。サンプルカードだけでなく、実際の少量のペンキを購入することもできます。紙に塗って壁にテープで貼り日のあたり方による色の見え方なども調べられます。

 

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② 環境に優しい塗料の選び方

環境に配慮した水性塗料を選ぶことは、地球環境だけでなく、居住空間の健康を守るためにも重要です。VOCの含有量が少ない水性塗料を選ぶことで、家庭内での化学物質の影響を減らすことができます。さらに、環境認証を受けた製品を選ぶことで、その塗料が持続可能な生産方法で製造されていることが確認できます​。

③ 壁デザインアイデア

水性塗料を使った壁のデザインは、創造性を発揮する絶好の機会です。たとえば、異なる色を使ったストライプ模様や幾何学的なデザインを施すことで、個性的な空間を作り出すことができます。また、ステンシルやマスキングテープを使用して複雑なパターンやアートワークを描くこともできます。

④ 季節ごとの塗り替えアドバイス

季節の変わり目は、室内の雰囲気をリフレッシュする良い機会です。春には明るくフレッシュな色を、秋には温かみのある色を選ぶなど、季節に合わせた色の変更を楽しむことができます。水性塗料は乾燥が比較的早いため、気軽に色の変更を行うことができます。

まとめ

特徴 説明
安全性 VOC排出量が少なく、赤ちゃんにも安心
環境配慮 水を使用しており、環境に優しい
使いやすさ 換気環境下での速乾性が魅力
デザイン性 豊富な色とパターンで創造的な空間を実現
季節ごとの塗り替え 季節に合わせた色変更が容易

この記事を通じて、水性塗料の利点や室内での適用方法について理解を深めることができました。特に赤ちゃんがいる家庭では、健康や安全性に対する配慮が重要です。水性塗料は、これらのニーズに応える選択肢として最適です。今こそ、水性塗料を選んで、安全かつ快適な生活空間を作り出しましょう。

シックハウス診断士 加納亜由美

グリーンエレファント共同経営者の加納です。
安全塗料といえばエコス社のオーガニックペイントのお仕事
を始めてからペイントの楽しさに目覚めました♡
シックハウス診断士として健康な室内環境作りの
お手伝いいたします。

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