屋外の看板用に黒板塗料を塗っても大丈夫?
公開日 2023年8月29日 最終更新日 2024年10月2日
商店街やレストランやお店の外に黒板で看板などを設置しているのを見かけたことがあるでしょう。レストランやカフェならメニューの本日のお勧め、お店に入りたくなるような絵とメッセージなど、その看板を見て立ち寄ることを決めたりする場合も多々あるのではないでしょうか。看板はお店の個性が出るコミュニケーションツールの一つです。時には黒板にチョークで書いている絵や文字がとても上手で思わず写真を撮ってしまう事もあります。
屋外に黒板を置くことは、効果的な広告手段と情報提供ツールとして非常に有益です。柔軟性が高く、アイデンティティの表現やコスト効率も優れています。また、簡単に書き消しできるので黒板は環境への配慮にも貢献できる点も魅力です。ビジネスの成功やコミュニケーションの効果を高めるために、屋外に黒板を活用することを検討してみましょう。
黒板塗料とは?
黒板塗料は、その名の通り、黒板のような特性を持つ塗料です。黒板塗料は通常、特殊な顔料を含んでおり、書いた内容がチョークなどで消せる特徴があります。室内の壁やパネルに使うことで、メニュー表やメッセージの表示などに利用されます。黒板塗料は塗って乾かすだけなのでその手軽さと使いやすさからDIYで作成することもでき、多くの人に愛用されています。
黒板塗料はホームセンターの塗料売り場やインターネット通販などで購入できます。屋外でも使えるタイプかどうか確認してみましょう。おすすめはゼロVOCタイプの塗料で有害物質や化学物質が全く入っていないオーガニック塗料です。
屋外用の塗料と室内塗料の違い
屋外用の塗料と室内塗料は、使用環境や耐候性などの要因によって異なる特性を持っています。屋外の看板に使用する場合、以下の点に注意する必要があります。
- 耐久性: 屋外は室内と比較して気象条件による影響を受けます。日光、雨、風などが塗料に与える影響が大きいです。屋外用の塗料はこれらの要因に対して耐性を持っている必要があります。
- 色の保持: 屋外では紫外線の影響を受けやすいため、塗料の色が退色しにくいことが求められます。特に黒板塗料は、鮮明な黒が保たれることが重要です。
- 耐水性: 屋外の看板は雨風に晒されることがあります。塗料は水に強いものでなければなりません。
- メンテナンスのしやすさ: 屋外の看板は定期的なメンテナンスが必要です。塗料の剥がれや退色が起こった場合に、修復が容易であることが望ましいです。
屋外に黒板塗料を塗っても大丈夫か?という質問は”黒板塗料による”ということになります。
黒板塗料を探す時には屋外用として使える塗料かどうか確認するといいでしょう。
屋外用の塗料で黒板を作成するには
屋外の看板に黒板塗料を使用する際には、上記の要因を踏まえて以下の点に気をつける必要があります。
- 耐候性の高い黒板塗料を選ぶ: 通常の室内用の黒板塗料ではなく、屋外向けに設計された耐候性の高い黒板塗料を選ぶことが大切です。これによって色の保持や耐水性が向上します。市場には屋外向けの耐久性のある黒板塗料が存在します。これらの塗料は通常、紫外線や雨風に対して強い耐性を持ち、色が長期間保たれます。塗料の選定時に、製品のラベルや説明書を注意深く読み、屋外使用に適しているか確認しましょう。
- 適切な下地処理を行う: 良い仕上がりを得るために、塗る前に看板の表面を適切に清掃し、下地処理を行うことが重要です。黒板塗料を塗る前に、看板の表面に適切な下地処理を施すことが必要です。下地処理は塗料の密着性や耐久性に大きな影響を与えます。まず、看板の表面をしっかりと清掃し、ゴミや汚れ、既存の塗膜を取り除きます。特に油分や汚れが付着している場合は、クリーナーを使用して洗浄しましょう。
その後、看板の表面にプライマー(下地塗料)を塗布します。プライマーは塗料と下地の密着性を高め、均一な仕上がりを実現します。プライマーの種類と塗布方法は塗料によって異なるため、製品の指示に従って正しく行いましょう。
- 定期的なメンテナンスを実施する: 看板が風雨にさらされるため、定期的なメンテナンスが不可欠です。剥がれや退色が見られたら、早めに修復作業を行いましょう。
DIYでも手軽にできる黒板。アイデア次第で個性を出し、作りたいイメージを出せる黒板。最近ではSNSやインターネットでたくさんアイデアを探すことができます。ぜひあなただけの黒板を作ってみてください。