公開日 2023年6月21日 最終更新日 2023年6月23日
黒板はペンキを塗って自分で作れます。
ペンキを塗装すると、塗膜のツルツル&ザラザラ具合が
チョークで書くことが出来るように、また黒板消しでさっと消える状態にしてくれます。それはどのペンキでも黒板に出来るわけではなくて、黒板塗料やチョークボードペイントと呼ばれる物を使う必要があります。黒板塗料とチョークボードペイントは同じ意味で、メーカーによって呼び方や商品名が異なっています。
注意点 チョークペイントは黒板になるペンキではありません。
チョークペイントは黒板にはなりません。チョークボード(黒板)ペイントを選ぶようにしましょう。
黒板ペンキを使って自分で作るメリット
今や黒板は百円ショップなど身近なところで購入できます。
黒板ペンキを使って自分で作るメリットとはなんでしょうか?
1 今あるものに塗装して黒板にできる
2 色や形等デザインが自由
3 自分で作れば自分でメンテナンスが出来る!
今あるものに塗装して黒板にできる
ここが黒板だったらいいのに!という場合、そこに塗装をして黒板にできます。また古い家具や建具などを塗装して黒板にリメイクすることができます。
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色や形等デザインが自由
既製品の四角い黒板が置きにくい場合や、希望する大きさに合ったものが見つからない、サイズオーダーをすると金額が上がってしまう、などの場合も黒板ができるペンキで解決します。
平面でなくても大丈夫です!
曖昧な塗り方でもOK!
デザインも色も塗装で自由に!
自分で作れば自分でメンテナンスが出来る!
チョーク以外のもので書いてしまって跡が残ったり、白く汚れてきたなどメンテナンスしたい場合、自分で作ったものは自分でメンテがしやすいです。
塗料が残った場合は塗料の仕様書に従って保管しておけば、タッチアップがすぐにできます。
もしくは使用した塗料のメーカー名、色を控えておきましょう。同じ塗料を用意することができます。
全面を塗り替えたり、違う色の黒板塗料を塗装したり、黒板を再生させることも可能です。
黒板ペンキの種類はいろいろ
油性か?水性か?
黒板塗料には油性と水性があります。油性はいわゆるシンナーの匂いがする塗料で、薄め液はシンナーです。鉄やプラスチックなど水性塗料が弾かれてしまうものでも塗装ができるので塗装素材を選びません。
ただ匂いはかなり強く、数日にわたって残ります。頭痛や吐き気がする人も多いと思いますので、室内で使うのはNG。特に小さいお子さんや高齢者、敏感な方にはかなりのダメージになりますので、屋外の埃がたたない場所を確保する必要があります。
水性塗料は低臭で薄め液は水です。
ツルツルしたものや鋼板などは水性塗料を弾きますので、下地処理をしてからの塗装が必要です。木材や石膏ボードには問題なく塗装できますので一般的な黒板製作には問題がないかと思います。
匂いも少なく、有害物質は油性に比べるとグンと減りますので室内を塗装したい場合は水性塗料を選ぶのが良いです。低VOCやゼロVOCと表記しているものもあります。VOCとは揮発性有機化合物のことで、環境問題の原因になり人体に有害です。なるべく少ないものやゼロを選ぶと安心です。
水性塗料だと耐久性が低いのでは?と心配される方も多いのですが最近の水性塗料はそんなことはありません。メーカーによっては耐久年数を公開しています。
参考に:黒板ペンキの耐久性を上げたい場合は?
耐久性は、塗装前の下地処理によっっても大きく変わります。
素地調整をして、シーラーやプライマーなど下地塗装をしておくこともおすすめです。
下地塗装はしなくても良い場合も多いので気軽に塗装する場合は省けますが、仕上がりを良くしたり持ちをよくする機能がありますので迷った場合は下塗りしておくと良いでしょう。
色で選ぶ
工業製品としての黒板にはJIS規格があり、色に関しても定められています。パッと思い浮かぶ黒や緑の黒板の色がその色かと思われます。この黒や緑が多くの人が見やすく使いやすい色であることは間違いありません。
この規格の色以外にも様々なカラフルな色が黒板塗料にはあります。
個人で楽しむには自由に好きな色を選べます。また店舗などではイメージにあった色を選ぶのもいいですよね。その際にはチョークの写りを確認して最終的に決めるのがおすすめです。
値段で選ぶ
100円ショップ
ホームセンター
塗料専門店
オンラインショップなど
100円ショップの黒板塗料は少量なのでちょっとしたものを安く塗装する場合には、店舗も多いので使いやすいかもしれません。
ホームセンターだと、すぐに手に入れられたり、道具も一緒に揃えられますね。
デメリットとしては1つの店舗での取扱メーカーが多くはないので比較はしにくいかもしれません。
じっくり原材料や容量、値段を比較するにはオンラインショップだとメーカーやショップが異なっても同時に比較ができますので便利です。
いつ発送されるのか、送料はいくらかかるのかなどを確認する必要はあります。予定や予算に合うかは注意してください。
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