室内用黒板におすすめ 黒板塗料の選び方
公開日 2022年12月10日 最終更新日 2023年3月16日
塗ったところが黒板になる黒板塗料。今の住んでいるところをもっと快適にしたい、自分らしい空間にしたい、とセルフリノベーションで住まいの模様替えをする人が増えてきました。ペンキを使って今までの白い壁に色を取り入れ部屋のイメージを変えたり、チョークで書けるメッセージボードやコミュニケーションボードを取り入れるのも大人気。塗装は初心者でも比較的簡単にDIYでき、子供と一緒に作業も可能なので楽しいプロジェクトとして幅の広い年齢層に指示されています。最近特に人気でおすすめな黒板塗料を選ぶポイントを紹介いたします。
今まで学校や、店舗にあるイメージだった黒板ですが、一般家庭でも人気が出てきて壁一面を黒板にしたり、冷蔵庫に塗ったり、カフェ風のダイニングエリアに黒板を取り付けたりと様々な使い方をされています。黒板塗料はチョークボードペイント、ブラックボードペイントとも呼ばれています。店舗や幼稚園で取り入れているのはもちろんのこと、キッチンやリビングルーム、そして子供部屋の一面の壁を黒板にするのも人気です。
おすすめの黒板塗料の選び方
以前は黒板塗料といえば油性だったこともありDIYとして黒板を作るという発想はあまりありませんでしたが、10年くらい前から水性で従来の定番色であった黒や緑だけでなくカラフルな色の黒板塗料が日本で手に入るようになりました。自宅などに黒板を取り入れたいという方も増えてきました。最近では少量なら黒板塗料は100円均一ショップでも手に入るようになりました。いろいろな塗料メーカーやインテリアメーカーから発売されているのでどれを購入すればいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。室内用黒板におすすめの黒板塗料の選び方をまとめてみました。
水性塗料 vs 油性塗料
塗料には油性塗料と水性塗料の二種類があります。油性塗料は塗料の原料に使われる希釈材がシンナーなどの有機溶剤のため塗料が乾燥する際、空気中にシンナー臭がします。匂いが気になるだけではなく、有機溶剤が揮発する空気中に出るため安全性が低いです。特に室内で使用や小さいお子様がいたりアレルギー体質の方や化学物質過敏症の方がいる場所での使用はおすすめしません。その点水性塗料は水分が蒸発するので匂いもなく、油性塗料のように有害物質が出ることもほとんどありません。ほとんど、というのは水性塗料なら全て安全というわけではないからです。水性塗料でもVOC(揮発性有機化合物)は含まれています。油性塗料に比べて少ないため、低VOC、低臭と表示がある商品も見かけます。また、ホルムアルデヒドの含有量を規制しているF☆☆☆☆という安全基準があります。星の数が多いほどホルムアルデヒドの揮発が少なくなるためより安全であるという目安になります。注意して欲しいのは低VOCでも有害物質は入っているため、化学物質に敏感な方や妊婦や幼児にはより安全で有害物質の全く入っていないVOCフリー塗料のオーガニック塗料を選ぶことをおすすめします。
購入する塗料の豊富なサイズ展開
黒板塗料の必要な量を購入するには塗りたい場所の面積を確認しましょう。エコスオーガニックチョークボードペイントなら、120ml, 400ml, 1L,などいくつかサイズが選べます。例えば120mlなら0.6㎡を2度塗りできる量です。塗料は種類によっては大きなサイズでしか購入できないため、DIY用に購入する際は特にたくさん余りすぎないように購入できるのがおすすめです。
安全性の高い成分か
水性塗料といっても全ての塗料が安全であるというわけではありません。確かに油性塗料に比べて水性塗料はにおいも少なく(低臭)、有害物質の含有量も比較的少ない(低VOC)塗料ではあるものの、完全に無害というわけではない場合が多いです。化学物質過敏症で非常に敏感、また子供と一緒に塗装などという場合は完全無害のオーガニックペイントを選ぶと良いでしょう。エコスオーガニックペイントなら子供と一緒に作業しても、完全に無害の塗料なので間違って舐めてしまっても安心です。
塗りやすさ=発色の良さ
黒板は黒や緑だけではありません!自分の好きな色、インテリアにあう色、イメージに合う色などペンキを使うことを決めたら一番楽しいのはもしかすると色選びかもしれません!最近はいろいろなメーカーがカラフルな黒板塗料を販売しています。まずは気になる色のカラーサンプルを取り寄せて実際に室内で色を確かめてみるといいでしょう。また、色によって初心者でも塗りやすい色、ムラになりやすい色などあります。ムラになりやすい色の場合は3〜4度塗りすることが必要な場合もあるので少しだけ手間がかかります。最初に把握しておくと時間内に終わらなかった!ということも避けることができます。
白いチョークで書くなら濃い色の黒板の方が文字が目立ちます。インテリアに合わせるなら柔らかいイメージの色も人気です。黒板をインテリアに取り入れた施工例などをみてイメージしてみると色を選びやすくなります。