公開日 2022年5月6日 最終更新日 2024年10月2日
インテリア雑誌などを見ると、必ずと言っていいほどペンキの広告や記事を目にします。特に海外の情報などをみているとペンキを塗るのは日常的に行われていて、模様替えやリフォームの際には壁の色も含めてトータルでデザインするのが主流です。雑誌を見ていると色や家具の統一感がおしゃれで素敵!と思いますが、実際には同じようにするの難しそう、と思ってしまう方もいるのではないでしょうか?最近ではDIYでもペンキで壁を塗り替えたり、アクセントウォールを作ったりするのが人気になってきているようです。そしてコツをつかめば自分で塗ることも可能です。実際、自宅の壁は白、という人が多いと思います。壁の色をペンキで塗ってみるだけでガラッと雰囲気が変わることもしばしば。色を加えるだけでおしゃれな空間になるのもペンキの魅力です。気づきにくいかもしれませんが、部屋ごとに色を変えたり、部屋の雰囲気に合わせてトーンの違う空間を作り出すのに一役買っているのがペンキなのです。ペンキを使ったおしゃれな部屋の参考になるサイトもたくさんありますのでぜひ参考にしてみてください。
ペンキは自由度が高い
ペンキは液体なので、ローラーで一色塗ったりはもちろんのこと、色を混ぜてぼかしたり、一面を色々な模様と色でデザインしたり、平らで無いところも塗れたりと自由度がかなり高いです。絵具やサインペンがあればどんなものにも、紙の上でなくても描けますよね。それと同じです。何色使ってもいいし、どんなデザインでもいいのです!デザイン次第で雰囲気も変わるし、色によっては創造性を刺激するような部屋にしたり精神が落ち着く色にしたりすることも可能です。なんでもそうだと思いますが、自由に塗ってくださいと言われると難しいので、自分の好きなイメージのテーマを考え(シンプル、落ち着く、南国のイメージ、など)、インターネットやSNS、雑誌などからアイデアを探して自分の好みのおしゃれな空間を想像してみてください。絵や文字を入れたいけど苦手、という方はステンシルを使う方法もあります。ステンシルは市販でもありますし、また、印刷してカッターなどでくり抜くという方法もあります。フリーハンドで描くのはちょっと、という方はおしゃれな文字などを見つけて壁に色の違うペンキで塗ったりもできるんです。
ペンキはエコ
壁の仕上げにはペンキ塗る、壁紙を貼る、タイルにするなど色々な選択肢がありますがそれぞれの仕上がりの雰囲気はガラッと変わります。ペンキ仕上げの良いところは比較的簡単に色の変更やタッチアップができるということです。汚れたところや別の色に上から塗り直しが可能です。商業施設、店舗などでペンキ仕上げされているのは汚れやすい環境でも閉店後一晩もかからずに綺麗に塗り直しできる為ダウンタイムが短くてすむという理由もあります。また、ペンキはエコであるというメリットもあります。壁紙は別の壁紙に変えたくなったり、汚くなった壁紙を綺麗にするには剥がして貼り直しが必要です。剥がした古い壁紙は廃棄物として量も多くなり簡単に破棄できない場合もあります。それに比べるとペンキは廃棄物も少なくてすむのです。また汚れた部分だけを塗り直しが可能ということは壁紙全部を張り替える必要もなくこれもエコと言えるでしょう。
ペンキは種類や色の選択肢が多い
ペンキのカラーバリエーションは壁紙よりも充実しており、艶の差で仕上げた感じが変わります。例えば、光沢のあるグロスタイプ、艶消しのマットなタイプ、その中間のタイプなど様々です。色はたくさんの色から選ぶ事が可能です。ペイントサンプルやカタログで見る以外にも複数色を調色などで好みの色に仕上げることができます。オリジナルの色を作ることも可能なのです。また、ぼかしたり、模様を書いたり、機能性のあるペンキを使っておしゃれに仕上げるアイデアもあります。例えば子供部屋やキッチンなどで人気な黒板塗料(チョークボードペイント )は、塗った場所が黒板として使え、チョークでかき消しができるようになるという機能を持つペンキです。また、空気を綺麗にする空気清浄機能付きのペンキ、それ以外にも化学物質不使用の安全なペンキなどもあります。おしゃれで快適な空間作りにペンキで塗装してみるのはいかがでしょうか?
おしゃれな部屋作り!
おしゃれな部屋作りは壁の色だけではなく、全体的なまとまりやトーンの統一感などでもイメージが変わります。壁の色は白や淡いベージュなどのベーシックなペンキの色に仕上げ、アクセントになる家具や小物などで雰囲気を変えることもできます。ペンキは家具に塗ったり、メッセージボードをペンキで仕上げたり、ということも手軽にペンキをインテリアに取り入れることもできます。アイデア次第で自由度の高いペンキでぜひおしゃれで住み心地の良い空間を手に入れてください♡