黒板塗料の下地はどうしたらいいのか?
公開日 2018年11月21日 最終更新日 2022年10月8日
黒板塗料、チョークボードペイントはいろんなメーカーが出していて今では手軽に黒板を作る方も多いと思います。
私たちグリーンエレファントが取り扱っている「エコスオーガニックチョークボードペイント」は
完全無害でお子さんのいらっしゃる家庭に人気ですが、プロユースも多いのです。プロの方は仕上げが早い、塗りムラになりにくく乾きやすい黒板塗料としてエコスを選んでいただいています。個人宅はもちろん、オフィス、店舗、公共施設、商業施設などで仕上げに加え、黒板としての使いやすさが求められます。
そんな塗装のプロ、職人さんたちはどんな下地処理をして黒板塗料を仕上げるのでしょうか?
実は「塗装は下地で決まる」ので職人さんは下地の素材選択も大事にされます。
黒板としての使用感は「平滑で硬い」ものがよくふわふわしたのもは書き心地がイマイチですし
ザラザラ、でこぼこしているとチョークがガタガタで黒板消しで消しても粉がへこみに入り込んでしまいます。
新しく壁を貼れる場合に一番多く採用されるのは「シナベニヤ」です。
安価で手に入りやすく、木目が細かく平滑で硬さも十分です。
シナベニヤ(木材・合板)に黒板塗装の下地
①木目に水分(50度のお湯が最適)を含ませます。
刷毛で木目に沿って濡らすとベストですが、濡れタオルで拭いてもOK!
水分を含んだ際に細かい木の繊維が立ち上がってきますので自然乾燥後、
②木目に逆らって240番程度のサンドペーパーをかけます。
板を繋いで広い面積を施工する場合はビス頭と継ぎ目にパテを施します。
完全無害のエコスオーガニックフィラー(パテ)
もしくは水性塗料が塗装できるパテを使ってください。
その後、吸い込みどめとアクどめのために
④下地材を塗ります。
万能タイプのエコスユニバーサルプライマー や
ベニヤ板からの有害物質を室内に出ないようにする エコスエアピュアプライマー
をお使いください。
これで下地は整いました!あとは黒板塗料を塗装するだけです。
石膏ボードに塗装
より良い仕上げにはプライマーでの下塗り推奨。吸い込みを止める。パテで繋いだ場合は吸い込み止めのために下地塗装する。
鋼板に塗装
錆、油分、汚れを落とし錆止め塗装後に塗装。エコスユニバーサルプ ライマーでの錆止めを推奨。
既存の塗装
エコスは油性塗料、水性塗料の塗膜には直接塗装が可能。中性洗剤を使って表面の油分や汚れを取り除いておく。ただし古い塗装で汚れがある場合は目荒らし後エコスユニバーサルプライマーを下塗りして汚れ浮きを防ぐ。
事前準備は面倒だったり、コストが追加されるので「無くてもいいかな、、、」という方が多く
手軽にラフな仕上がりでもOK!というのが黒板塗料の味であり面白さなので下地処理は無くても良いのです。
耐久性、仕上がり、黒板としての使いやすさを求めるならば下地作りは必須です。
どんな黒板にしたいかで検討してみてくださいね!
グリーンエレファントでは下地づくりのご相談も受けております。お気軽にご連絡いただければ具体的にご希望を伺ってご提案いたします。